どうも、松尾です。
今回はブロガーであり、アフィリエイターでもあり、そしてYoutuberとしても活躍しているビジネスインフルエンサー「イケダハヤト(イケハヤ)」氏について、レビューしていきます。
イケハヤ氏といえば、田舎に住みながら自分の力で稼ぐ方法を体現し、それを発信している人で、Youtubeでの動画を目にした方もいるかと思います。
そして、挑発的な表現が特徴的であり、アンチからの批判の的になることもしばしば見られます。
そんなイケハヤ氏ですが、最近、健康を騙ったサプリ販売が批判を呼んでいます。
そもそもイケダハヤトってどんな人物か、そして今回のサプリ違法販売とはどんな問題なのか、その真相を追っていきます。
イケダハヤトってどんな人?

まずイケダハヤトとはどんな人物なのかまとめてみます。
イケダハヤト氏の本名は漢字表記の池田勇人(いけだはやと)で、1986年横浜で生まれたようです。となると2020年現在は34歳となりますね。
イケハヤ氏の最終学歴は早稲田大学政治経済学部
大学卒業後、半導体メーカーのルネサステクノロジ(現:ルネサスエレクトロニクス)へ就職します。
そこで当時はまだ珍しいSNSの運用担当となり、その業務の一環でブログを執筆するようになります。
その後ITベンチャー企業に転職し、ソーシャルメディア活用についてのコンサルティング事業に携わります。
会社員時代にSNSの運用、ブログ執筆などインターネットビジネスの基礎となる知識とスキルを身に着けたようですね。
退職後独立し、コンサルティングや講演をこなす生活をつづけられたようです。
そして、2012年、奥さんの妊娠をきっかけに在宅でできるネットビジネスに注目。「情報商材販売員」となります。
その後、子どもの成長を考え2014年に東京都多摩市から高知県高知市に移住します。
現在は田舎で暮らしながら、SNSやブログ、Youtubeなどで情報発信をしながら、情報商材のアフィリエイトなども行っているようです。
NMNサプリの販売
イケハヤ氏は2020年9月ごろから、「老化防止に役立つ成分であるNMNサプリを製造して売る」という発信をしていました。
ちなみに「NMN」とは、NMN(nicotinamide mononucleotide)ニコチンアミドモノヌクレオチドのことであり、すべての生物種に存在する補酵素であり、牛乳など様々な栄養源に含まれています。
ヒトにはNMNを利用してニコチンアミドアデニンヌクレオチドを生成する酵素が存在しています。
何やら難しい物質のようですが、これが含まれている「NMNサプリ」を摂取すれば健康になる!…かもしれない…ようですが、ここが肝のようです。
というのは、まだ化学的証明が丁寧に行わなれている最中なので、販売するときは「健康になりますよ~」「こういう効果・効能がありますよ~」と謳ってはいけないのです。
NMNは効果の実証がされていない食品扱いであるので、「若返り」「老化防止」などと標ぼうすることが不正である。
これが、今回批判に晒されている理由なんですね。
イケハヤ氏はこの「NMNサプリ」を11月に入ってから販売を開始しました。

そして、11月18日には200万円以上売り上げていると報告しています。

またその2日後の11月20日には、売上が360万円にまで達したとSNS上で報告しています。

イケハヤ氏のNMNサプリ販売をめぐる批判の声
そんなイケハヤ氏の様子について、眉をひそめて警鐘を鳴らす専門家が現れだしました。

医師でもあるTwitterユーザーは、
「イケハヤ氏が悪質なのは、医師である私が『科学的根拠が無い』&『宣伝が違法』と指摘した所、私をブロックした上で非科学的サプリの違法販売を大体的に継続している点。専門家のファクトチェックを無視し、違法と指摘されても知らんぷりで金儲けを続け、既に数百万円の売上を上げているという状況です」
と発信しています。
そして、その違法性を解説する人も現れました。

https://www.youtube.com/watch?v=RuWXhw9Vwxc&feature=youtu.be
イケハヤ氏が、分が悪いと思われるのは、
・医療関係者の指摘を無視。さらにブロック
・違法性がある恐れを承知で販売を継続
・ブログやメルマガで「アンチエイジング」「若返り」といった効能を記載
・ブログ上の記述を削除
・証拠隠滅を謀ったうえで「アンチのデマである」の一点張り
という状況だからです。

イケハヤ氏は、批判に対して次のように反論しています。

その論調は、
・アンチがデマを流している
・NMNは食品
・NMNは未承認医薬品ではない
という内容に終始しています。
「NMNが違法」とは言っておらず、「イケハヤの売り方、販売の仕方が違法」
といった意見に対して、問題のすり替えを行っているようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「アンチエイジングとか抗老化とかを謳って売った」ことが違法なのに対して、そこには触れず、その記述・証拠を消したうえで自分を正当化しているということ
そして、指摘してきた人をブロックしてアンチのデマ・嫌がらせ扱いしていること
さらには、違法性を承知しておきながら販売をやめず儲け続けていること
このような対応を取っており、火に油を注ぐ様相となっています。
厚生労働省に通報している人も出始めているようで、まだ炎上の火は消えそうにありません。
今後の成り行きにしばらくは目が離せませんね!
最後までご覧いただきありがとうございました。